F2Lを習得しよう!
クロスを揃えたあと、下2段を一気に完成させる手順がF2L(First 2 Layer)です。基本パターンは全部で41個ありますが、できれば覚えるよりエッジとコーナーの動きを見て仕組みを理解する方が良いです。
このページで登場する用語を解説します。
図の濃いグレーで示した、目的のパーツが入るべき場所のことをスロットといいます。F2Lとは、このスロットに目的のコーナーとエッジを同時に入れる手順のことを指します。
習得する順番は
- I型、T型(最も基本的な手順)
- エッジ・コーナーともに上段にあり、離れているとき
- エッジ・コーナーともに上段にあり、くっついているとき
- エッジが中段にあるとき
- コーナーが下段にあるとき
- その他の手順
が良いです。クロス色を見つけやすいことから上段でコーナーパーツを見つけるようにすると良いです。
基本4手順
F2Lは基本4手順があり、すべての手順は基本4手順に帰着させるための手順と基本4手順の2段階で構成されています。
ではまずは基本4手順から紹介しましょう。I型とT型があり、それぞれ2種類の手順があります。
I型
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R U' R'
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L' U L
T型
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R U R'
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L' U' L
その他の基本手順
I型とT型は最もよく出てくるので、違う向きからでも揃えられるようにしておきましょう。
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F R' F' R
この手順をヘッジスラマーといいます。
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F' L F L'
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R' F R F'
この手順をスレッジハンマーといいます。
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L F' L' F
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F' U' F
回しにくいので、キューブを回転させても良いです。
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F U F'
回しにくいので、キューブを回転させても良いです。
エッジ・コーナーともに上段にあり、離れているとき
エッジ、コーナーともに上段にあり、離れているときは、T型の他に
前半がI型またはT型に帰着させる手順で、後半がI型またはT型の手順となります。
Q型
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(R U R') U2 (R U' R')
(R U R')によってI型に帰着され、U2でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。
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(L' U' L) U2 (L' U L)
(L' U' L)によってI型に帰着され、U2でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。
R型
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(R U R') U (R U R')
(R U R')によってT型に帰着され、UでT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
手順はこちらをクリック
(L' U' L) U' (L' U' L)
(L' U' L)によってT型に帰着され、U'でT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
S型
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(R U2 R') U2 (R U' R')
(R U2 R')によってI型に帰着され、U2でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。Q型とセットで覚えましょう。
手順はこちらをクリック
(L' U2 L) U2 (L' U L)
(L' U2 L)によってI型に帰着され、U2でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。Q型とセットで覚えましょう。
U型
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(R U2 R') U (R U' R')
(R U2 R')によってI型に帰着され、UでI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。
手順はこちらをクリック
(L' U2 L) U' (L' U L)
(L' U2 L)によってI型に帰着され、U'でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。
V型
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(R U R') U (R U' R')
(R U R')によってI型に帰着され、UでI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。U型とセットで覚えましょう。
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(L' U' L) U' (L' U L)
(L' U' L)によってI型に帰着され、U'でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。U型とセットで覚えましょう。
エッジ・コーナーともに上段にあり、くっついているとき
エッジ、コーナーともに上段にあり、くっついているときはI型の他にJ,K,L,M,Nの5つがあります。
こちらも前半でI型またはT型に帰着させ、後半でI型またはT型の手順によってスロットに差し込みます。
J型
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(U' R U2 R') U (F' U' F)
(U' R U2 R')によってT型に帰着され、UでT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
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(U L' U2 L) U' (F U F')
(U L' U2 L)によってT型に帰着され、U'でT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
K型
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(R U' R') U2 (F' U' F)
(R U' R')によってT型に帰着され、U2でT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
手順はこちらをクリック
(L' U L) U2 (F U F')
(L' U L)によってT型に帰着され、U2でT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
L型
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(U' R U' R') U (R U R')
(U' R U' R')によってT型に帰着され、UでT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
手順はこちらをクリック
(U L' U L) U' (L' U' L)
(U L' U L)によってT型に帰着され、U'でT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
M型
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(U R U' R' U' R U' R') U (R U' R')
(U R U' R' U' R U' R')によってI型に帰着され、UでI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。F2Lの中では最も覚えにくい手順の一つです。
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(U' L' U L' U L U L') U' (L' U L)
(U' L' U L' U L U L')によってI型に帰着され、U'でI型の基本形に持っていき、最後にI型の手順を行ってスロットに入ります。F2Lの中では最も覚えにくい手順の一つです。
N型
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(R U2 R') U' (R U R')
(R U2 R')によってT型に帰着され、U'でT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
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(L' U2 L) U (L' U' L)
(L' U2 L)によってT型に帰着され、UでT型の基本形に持っていき、最後にT型の手順を行ってスロットに入ります。
エッジが中段にあるとき
エッジが中段にあるときは、B,G,Hのタイプがあります。ここではI,Tのいずれかの基本形にする手順を紹介します。
B1型
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U R U' R' U R U' R'
I型に帰着されます。
B2型
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R U' R'
I型に帰着されます。かたまりをそのまま追い出すイメージです。
G型
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U' R U' R'
I型に帰着されます。
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U L' U L
I型に帰着されます。
H型
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U' R U R'
T型に帰着されます。
手順はこちらをクリック
U L' U' L
T型に帰着されます。
コーナーが下段にあるとき
コーナーが下段にあるときはA1,A2,E,Fのタイプがあります。ここでもI,Tの基本形にする手順を紹介します。
A1型
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(R U' R') U' (R U' R')
T型に帰着されます。前半の3手でL型に帰着されます。
A2型
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(L' U L) U (L' U L)
T型に帰着されます。前半の3手でL型に帰着されます。
E型
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R U' R'
I型に帰着されます。
手順はこちらをクリック
L' U L
I型に帰着されます。
F型
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R U R'
T型に帰着されます。
手順はこちらをクリック
L' U' L
T型に帰着されます。
その他の手順
その他の手順は、両方とも同じスロットに向きが違って入っているパターンです。A0,C,Dのパターンがあります。ここでもI,Tの基本形にする手順を紹介します。
A0型
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(R U R') U2 (R U2 R')
T型に帰着されます。前半の3手でJ型に帰着されます。
C型
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(R U R') U2 (R U' R')
T型に帰着されます。前半の3手でL型に帰着されます。
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(R U' R') U' (R U R')
I型に帰着されます。前半の3手でQ型に帰着されます。
D型
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(R U R') U' (R U' R')
T型に帰着されます。前半の3手でK型に帰着されます。
手順はこちらをクリック
(R U' R') U' (R U' R')
T型に帰着されます。前半の3手でR型に帰着されます。